【自転車通勤しよう】 第3回「自転車通勤するならこれだけはそろえておきたい」

満員電車のストレスが回避できて、シェイプアップにも効果抜群の自転車通勤をする人が増えています。そこで自転車通勤をするにあたってのノウハウを7回の連載でまとめてみました。

そろえておきたいアクセサリー

前回は自転車通勤時に着用すべきヘルメットやグローブなどのアイテムを紹介しましたが、今回は自転車通勤をする際にそろえておきたい備品などを取り上げてみました。愛車をいつまでも快適に乗り続けるために自宅に常備しておく空気入れや工具などの整備用品などを紹介します。

空気入れ

空気入れは地面に立てて使うフロアポンプと、走行時に携行してパンク修理時などに使う小型の携行ポンプの2種類が必要になります。自転車のタイヤは適切な空気圧にして乗らないとパンクしやすくなるので、遅刻などの原因になります。毎回乗る前にはタイヤの空気圧を確認し、適正空気圧で乗車するように心がけましょう。

空気入れの心がけ 3か条
1 タイヤの空気は抜ける。乗る前に空気圧をチェックしましょう!
2 空気をきちんと入れておけばパンクは確実に減る!
3 パンクしなければ自転車通勤は楽しい!

フロアポンプと携帯ポンプを使いこなせ
タイヤの空気入れは原則的にフロアポンプを使います。家庭に置いておくフロアポンプは空気を入れる作業や気圧調節が簡単に行えるのがメリットです。
でもフロアポンプは大ぶりなので通勤時に携行できません。そのため走行時のパンクなどに備えて携帯ポンプも必要となります。快適なサイクリングライフを送るためには2種類の空気入れを用意する必要があります。

セルファス・FP-200(フロアポンプ/セルファス・CC-10ハーフスティック(ミニポンプ)
左:セルファス・FP-200(フロアポンプ/英・米・仏式バルブ対応)
右:セルファス・CC-10ハーフスティック(ミニポンプ/米・仏式バルブ対応)
問合せ:ライトウェイプロダクツジャパン

バルブの形状
自転車のタイヤチューブに空気を入れるバルブには、英式(ウッズ)、仏式(フレンチ)、米式(シュレーダー)と3種類の形状があるので、愛車のバルブ形式に適した空気入れを備えることが必要となります。
英式バルブは一般用自転車に採用されるもの。内部に虫ゴムがあって空気の流出を防ぎます。空気圧を計測できない構造なので、微調整が必要なスポーツ用にはほとんど使われません。
仏式バルブはロードバイクや最近のクロスバイクに採用されるタイプ。細身なのでリム幅の狭いスポーツ車に適していて、高圧にも対応します。
米式はマウンテンバイクなどに採用されていたタイプ。重めで大ぶりですが、クルマのバルブと同じなので、例えばガソリンスタンドでも入れることができます。

工具

自転車通勤のための自転車を整備するのなら、携帯工具セットが1つあれば充分です。六角レンチ(アーレンキー)が少なくとも3、4、5mmの3種類、さらにプラスドライバーなどがセットになっているものがあれば応急修理には十分でしょう。

クランクブラザース・マルチ17
クランクブラザース・マルチ17
問合せ:ライトウェイプロダクツジャパン

ケミカルグッズ

月に1回ほどケミカルグッズと呼ばれる洗浄・潤滑剤を使ってちょっとメンテナンスするだけで、変速やブレーキなどの機能が維持されるだけでなく、愛車そのもの寿命を飛躍的に伸ばすことができます。汚れを落とすためのディグリーザー、潤滑剤としてのオイルをワンセットで使用するのがいいでしょう。

汚れを落とす
「ディグリーザー」や「パーツクリーナー」と呼ばれる洗浄剤を使ってチェーンの汚れを落とします。いわゆる脱脂剤で、汚れの原因である「油」を第一段階として落としてしまうのです。スプレータイプのものが一般的。通常はチェーンを回しながら吹き付けていきます。汚れが浮き上がってくるので、ウエス(ぞうきん)などでふき取ってしまいましょう。

潤滑剤をつける
汚れが落ちるとピカピカになりますが、ここで作業を終了してしまうと失敗してしまいます。チェーンは脱脂された状態、つまり潤滑剤がすっかり落とされてしまったので、見た目のきれいさとは裏腹に円滑な駆動ができず、しかもさびやすいのです。それを防止するために最終段階として潤滑剤を適量塗り込むことが必要となります。潤滑剤としてのオイルを注入して皮膜を作っておけば2〜3カ月はそのままでもさびを防ぐことができます。余分なオイルはホコリが付着する原因となるのでふき取っておきましょう。

ペドロス・オレンジピールス(ディグリーザー)/ペドロス・チェーンジェイ(潤滑剤)
セルファス・FP-200(フロアポンプ)
ペドロス・チェーンジェイ(潤滑剤)
問合せ:ライトウェイプロダクツジャパン

次回

第4回は自転車通勤をサポートするナビゲーションアプリの「自転車NAVITIME」を紹介いたします。

ぜひお楽しみに!

<画像提供> ライトウェイプロダクツジャパン